金立神社のナタオレノキは倒れてなかった 平戸市前津吉町
津吉は平戸島の南部。平戸市街から国道383号線により宮の浦方面へ下る。前津吉町は相浦・佐世保航路がある所で、国道の津吉交差点から左折して「前津吉港」の方へ入る。
「金立(かなたち)神社」は港の右側海岸通りにあるので、「前津吉」バス停まで行って集落の中の道を通った方がわかりやすく、すぐ近くである。
Otoji.K氏HP「長崎の名木」リストの中の説明は次のとおり。
ナタオレノキの大木
平戸市前津吉町・金立(カナタチ)神社にある。幹周り2m、樹高およそ8m。
ナタオレノキは九州西岸では、五島列島や男女群島にしか見られず、神社では神木として保護されている。
地元の人の話では、台風の影響でこのような樹形になったという。すぐ側は海に面していて台風をまともに受けている。幹は空洞になっていて痛々しいが、持ちこたえてほしいものだ。
上部の枝には多くの葉がついていたが、高すぎて白い花は確認できなかった。訪れたのはキンモクセイの花が満開の10月初旬。 金立神社の社叢は市の天然記念物に指定。
以上が説明で、最初の写真が同氏が撮影されているナタオレノキの大木である。この木を今回訪ねたのだが、金立神社に見当たらない。
同氏が危惧されたとおり、空洞があり台風などの強風に持ちこたえきれず、すでに倒れたのではないか。
鳥居や社殿が写っておらず、前どこに立っていたかわからない。私が写してきたこの倒大木のどれかであろう。神社に人はいなく、話が聞けない。