中の浦のソテツ群落  平戸市大久保町

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中の浦のソテツ群落  平戸市大久保町

平戸市役所から県道153号線により平戸港平戸桟橋の方へ行く。田の浦への県道をそのまま進むと、平戸海上ホテル「観月館」前から登りにかかり、崎方公園方面の分岐があり、なお行くと丘を越した高台に市営住宅などのある中の浦の住宅地へ出る。
「中の浦公民館」の次が「中の浦」バス停である。

ソテツ群落があるところには、このバス停前にある「観月館」送迎バス駐車広場角から右折し、海岸の方へコンクリート舗装道を約100mほど下って行く。
道の終わりに長嶺宅が1軒あり、少し手前の平戸海峡と浜を望む広い斜面地一帯が「中の浦の蘇鉄群落」となっている。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。

平戸市中の浦の蘇鉄群落  県指定天然記念物

指定年月日 昭和27年5月13日  所在地 平戸市大久保町字中の浦
管理責任者 平戸市
中の浦は平戸島北部の平戸瀬戸に臨んだ海岸にあり、土地ではソテツが浦と呼んでいる。ここは松浦藩の家老熊沢大善の屋敷跡で、明治15年頃、長嶺氏のものとなった。
現在、長嶺氏の住宅を中心に北西500mにわたり、海岸から丘陵地にかけて大小60株ばかりのソテツが見られる。そのうち長嶺家付近の20株は植えたものと思われるが、丘陵地のものは野生状態である。