宮下貝塚 五島市富江町富江
福江港ターミナルから県道49号福江富江線により富江町へ向かう。富江港へ出て町の中心に着く手前、県道の右手路地奥に史跡説明板が見える。エオノスGSの少し手前である。
畑地であるため何もなかったが、五島市指定史跡のため写しておいた。
HP「長崎県の貝塚展」による説明は次のとおり。
宮下貝塚
宮下貝塚は福江島の南西に位置する富江町の富江港に面した浜堤および標高5〜10m溶岩台地末端部から発見されました。この貝塚は、縄文時代後期前葉〜中葉に営まれていて、最盛期の中葉期には50cmを越える貝層の堆積が見られました。この貝層中の貝類は、スガイを主体とした潮間帯岩礁性の巻貝類がおよそ99%を占めていました。
遺跡の内容については、ほぼ同時期で富江湾を挟んだ福江市大浜中島遺跡ときわめて類似していて、この時期の拠点遺跡と考えられます。