高島遠見番所狼煙台・跡 佐世保市高島町 番岳山頂
サイト「近世以前の土木・産業遺産」長崎県リストによるデータは、次のとおり。
高島遠見番所狼煙台・跡 たかしま
佐世保市(高島) 番岳山頂 狼煙場 文化5(1808)以降? 市教委 半壊状態(狼煙台跡という可能性が推定できる程度) 狼煙台の設置はフェートン号事件(1808)以降と推察(遠見番所自体は寛永17(1640)に設置) 3 C
高島は、長崎県北部の北松浦半島の南西の海上にある島。全島が佐世保市に属する。番岳(標高136.1m)は江戸時代に平戸藩が沿岸警備のための番所を置いたことが名の由来となっている。
島へのアクセスは、黒島旅客船(ニューフェリーくろしま) 相浦港〜高島〜黒島 ※相浦から高島まで所要約
30分、1日3往復運航(ウィキペディア)。
資料の市広報紙は、佐世保市の高橋氏が市立図書館で調べてくれた。番岳山頂は、太平洋戦争時に海軍が高射砲台を築いた。現在は公園となって南側展望台近くに「狼煙台」がある。
資料写真には「番岳山頂ののろし場(移転復元したもの)」とあるが、島の古老の話では、軍砲台で一時期撤去されたが、もともとこの場所にあったのが復元されたと言う。
画像は全部、高橋氏が12月9日島を訪ね撮影してくれた。「海軍用地 二二〇号」の標石は、昔の港近くの草原で見つけている。