2−特 竿浦町大山祇神社近く  (確認 長崎要塞第二地帯標 第十一号)

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2−特 竿浦町大山祇神社近く  (確認 長崎要塞第二地帯標 第十一号)

長崎要塞地帯略図には、第二地帯標として深堀城山に「第八号」、落矢ダム尾根に「第十三号」が示され、現存を確認している。
これを結ぶ線上の竿浦町山中で、新たに「第十一号」と「第十二号」が見つかった。

「第十一号」については、八郎岳と落矢の地名から名をとった地元の落矢八郎氏HP「とはち通信」第17号を参照。2013年5月25日、同氏が「新たな発見(号外)」として、ジョギングの途中、発見したことを掲載していた。
http://www016.upp.so-net.ne.jp/tohachirou/newpage2.htm

発見場所の説明と地図が、はっきりしない。ジョギングとは、サイクリング道路を走っていて、竿浦町大山祇神社入口付近で、見つけたようである。
きょう、現地確認した。場所は大山祇神社入口の100mほど手前。サイクリング道路は左へ向かい山手側の赤道に、注意すると石段登り口すぐ上にこの標石が見える。

「長崎要塞第二地帯標」「第十一号」である。16cm角、高さ60cmくらいの標石。私はこれまで草住町一帯を探したことはあったが、竿浦町一帯は未済だった。
さて、「第十一号」が現存するなら、次は「第十二号」だろう。この赤道は、登って行くと、「第十三号」のある落矢ダム尾根と合する。見込みどおり、その途中の尾根道に「第十二号」が立っていた。これは次の記事へ。深堀城山側の「第九号」「第十号」の調査はこれからしたい。