長崎市政提案制度の不始末 稲佐山山頂展望台を訪ねた所感

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長崎市政提案制度の不始末 稲佐山山頂展望台を訪ねた所感

長崎市の観光名所「稲佐山山頂展望台を訪ねた所感」を、昨年12月17日、次のとおりインターネットにより「長崎市市政への提案制度」へ意見・提案した。回答の有無を再三照会するのに、4月となってもまだ回答がない。

稲佐山山頂展望台を訪ねた所感
(提案内容)
長崎の夜景は、2012年10月5日、モナコ、香港と並び世界新三大夜景として認定されました。きのう(12月16日)正午ごろ、稲佐山山頂展望台を訪ねました。県外の観光客も多く、次の点を要望します。
1 世界新三大夜景に認定されたことは、多目的ホールに大パネルがありましたが、屋上の展望所にも、観光客に広く周知する説明板やパネルが必要と思います。モナコ、香港の夜景も載せてください。
2 以前も同じでしたが、屋上展望所周りの景観写真説明に「福田サンセットマリーナ」や「長崎市清掃西工場」がありません。見た人が気になる大施設と思いますから、説明してください。
3 展望所回廊のレストラン手前の壁面絵画は、意味不明な景観にそぐわない作品と感じました。長崎にふさわしい絵画や写真などの作品に変えてください。
4 展望所回廊の途中に、市文化観光部作成の展示パネルがありましたが、日射で退色しみっともないものになっています。恒久的なパネルにするか、定期的な点検がぜひ必要でしょう。

提案内容が昨年、受付されていないわけではない。3月26日稲佐山山頂展望台を再び訪ねて確認した。
1は、申し訳程度に1階エレベータ脇に、モナコ、香港の夜景も載せた小さな説明板が新たに立っていた。要望とは違う。日中に全国から観光客が多い屋上の展望所に、堂々とした大きな説明板を設置してもらいたい。
2は、昨年に景観写真説明をリニューアルしたとき、配慮することではなかったか。国指定史跡「魚見岳台場跡」や長崎開港の先駆けとなった「福田浦」、「三菱重工長崎造船所香焼工場ドック」などの説明もしてもらいたい。
3は、夜景展望台の電飾壁画でもないようである。ひとりがってんの抽象画。どなたの作品か知らないが、公費でこんな作品を展示されたらたまらない。
4は、観光推進課作成のパネル。改善されていたが、もうまた退色している。

「長崎市市政への提案制度」は、「これまで寄せられた主な提案と回答」が公開されている。
掲載基準が明確でない。だれが決めているのか。長崎市にとって都合が悪い意見は排除されている。長崎県は、同じ制度でこのようなことはない。
回答がないのもあるし、なによりも回答が遅い。回答もその場限りの不誠実な内容である。過去の回答も削除される。市長の姿勢が見られない。「職員力」を常々言っていたはずだが。

長崎市広報広聴課は、市政への提案制度と情報公開制度の趣旨を理解していない。不始末な運用をしている。長崎市公式ホームページは、3月29日リニューアルされた。
情報公開条例の担当課へ同日頃、電話で見解を確かめ意見したこともあり、「これまで寄せられた主な提案と回答」は一部改善されたが、「稲佐山山頂展望台を訪ねた所感」の提案は、今もって回答がない。