ノルマントン号事件の碑  高知県須崎市南古市町

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ノルマントン号事件の碑  高知県須崎市南古市町

HP「すさきガイド」須崎史跡めぐりによる解説は、次のとおり。

ノルマントン号事件の碑

教科書に載っている事件。
場所 須崎市南古市町13付近
明治19年10月、横浜発神戸行きの英国汽船ノルマントン号が紀州沖を通過のおり難破した。船長以下26人の外国人船員全員はボートで脱出したが、日本人乗客23人全員が水死した。そのなかに、新土居(現津野町)の山崎正善も乗船していた。裁判では、幕末に締結した不平等条約によって船長は無罪となり、裁判の不当性に国民は憤慨した。政府は条約改正に向けて諸外国と交渉を重ねて条約改正に成功し、日本が近代国家へと発展していくきっかけとなる。この碑は、条約改正を祝って海に近いこの場所に建てられたものと思われる。