桃原の牡丹杉 高知県長岡郡大豊町
所在地 大豊町桃原熊野十二神社。大豊町指定特別天然記念物。現地説明板及び大豊町HPの解説は、次のとおり。早朝で写真が暗い。牡丹のような枝葉が良く写らなかった。
西豊永の天狗スギ(桃原のボタン杉)
場所 長岡郡大豊町桃原熊野十二神社
樹齢 約1200年 樹高 31m 周囲 10.6m
(由来)
1200年の昔、京都の巫女17人が捕えられ、土佐へ流された。
そのうち幾人かは、阿波から京柱峠を越えて土佐に来たが、そこで熊野権現から出た山嶽仏教と一緒になり、織物や薬草の知識をひろめ、また信仰地へ木を植えた。
このスギは、その巫女が植えたものと伝えられている。大きな枝が根元から出ていて通直な魚梁瀬スギなどとは、まったく形質を異にしたスギである。
’85国際森林記念年記念 昭和63年6月
高知県緑化推進委員会・大 豊 町
桃原の牡丹スギ
担当 : 教育委員会 / 掲載日 : 2012/03/14
桃原の十二所神社の境内に推定樹齢1200年の牡丹スギがある。
このスギは在来の品種や魚梁瀬スギやおびスギなどとは形状を異にし、八房スギの系統であるといわれている。
樹幹の大きさに比べ樹高が低く葉が異常に繁茂している様子は夏の入道雲に似ている。
枝葉はボタンの花を連想させるところから牡丹スギと呼ばれている。