東光寺の五百羅漢 宇佐市江須賀
JR日豊本線柳ヶ浦駅の近く、駅館川(やっかんがわ)沿いの県道44号から、少し入ったところに「東光寺」はある。
現地説明板は、次のとおり。
東光寺五百羅漢 市指定有形民俗文化財
15代玉峰道琳和尚が、当時の世相から住民を救うため日出(速見郡日出町)の石工吉野覚之丞(覚兵衛とも伝えられる)に依頼して文久3年(1863年)から明治14年までの19年間(安政6年から明治15年までの24年間とも伝えられる)かけて521体の石像を完成させました。
元来羅漢は異相ですが、当寺の羅漢には美笑醜渋の四面相があり表情が実に豊かで個性的であります。なお、16羅漢と仏足石が本堂裏に安置されています。薬師寺の仏足石を模して造られたもので、長さは1尺6寸あり全国的にも数少ない貴重なものです。