貴船神社のクロマツ  宇佐市住江

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貴船神社のクロマツ  宇佐市住江

JR日豊本線柳ヶ浦駅前から左斜めに行く県道23号により、中津市方面へ向かう。しばらく進むと、県道右に「貴船神社」が見える。
大分県HP「豊の国の名樹」による説明は、次のとおり。

特別保護樹木    56. 貴船神社のクロマツ
樹種名 : クロマツ
樹  齢  : 300年
樹  高  : 11.5m
幹  周  : 2.80m
所在地 : 宇佐市大字住江
所有者 : 貴船神社
来  歴
宇佐市大字住江字宮ノ下、貴船神社の境内に聳える巨樹。県指定特別保護樹木。
この貴船神社は、養老3年(719年)に今戸万久郎代官が京都より柳ヶ浦に勧請し暫時宇佐市郡各所に建立した内の一つである。
中野幡能氏の柳ヶ浦町史によると、「貴船神社は大字住江字宮ノ下に鎮座す、境内の面積254坪あり松樹多し、創立年時及び由緒不明」と記されているが、鳥居には、寛文7年(1658年)記されている。
このクロマツは、平成7年よりボランティアで基金を募り薬剤注入施し近年増加している松食い虫から防除しており、天上は傘状に広がり、根上がりの形状も良好である。建立当時より神社の御神木としてに生きてきた老大木で、近年増加傾向にある松食い虫等の影響からマツが激害を受ける中、樹齢300年を誇る不老のマツである。