宇佐神宮の社叢  宇佐市南宇佐

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宇佐神宮の社叢  宇佐市南宇佐

宇佐神宮の社叢。JR宇佐駅から国道10号に入り、中津市方面へ行くと、宇佐神宮がほどなくある。宇佐神宮の風景、石橋などは、別掲した。
国指定文化財データベースによる解説は、次のとおり。

史跡名勝天然記念物
名称: 宇佐神宮社叢
ふりがな: うさじんぐうしゃそう
種別1: 天然記念物
指定年月日: 1977.04.12(昭和52.04.12)
指定基準: (一)名木、巨樹、老樹、畸形木、栽培植物の原木、並木、社叢
所在都道府県: 大分県
所在地(市区町村): 宇佐市南宇佐
解説文:
宇佐神宮は平地に接した小高い岡の上に鎮座し、これを鬱蒼とした森が取り巻いていて、その大部分はイチイガシ及びクスを主とする常緑広葉樹林で自然状態をよく保っている。林内にはイチイガシ・ヤマビワ・イズセンリョウ・ホソバカナワラビ群集、イチイガシ・ミミズバイ・イズセンリョウ・アリドオシ群集、クス・ミミズバイ・イズセンリョウ・ホソバカナワラビ群集及びイチイガシ・ミミズバイ・イズセンリョウ・ホソバカナワラビ群集の各群集がみられる。また、ここではアラカシ、シリブカガシ、ヒメユズリハが第2高木層をなし、低木層はイズセンリョウが優勢で草本層はホソバカナワラビを主体とし、ジャノヒゲ、オオバジャノヒゲなどを伴っている。イチイガシは関東南部以西に分布し、各地に樹林を形成していたものと思われるが、現在はイチイガシの林分の残存している例は少なく、この社叢はこの意味からも学術上の価値が高い。