宇佐神宮のクスノキ  宇佐市南宇佐

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宇佐神宮のクスノキ  宇佐市南宇佐

宇佐神宮の社叢のうち、上宮祈祷殿前のクスノキ。JR宇佐駅から国道10号に入り、中津市方面へ行くと、宇佐神宮がほどなくある。宇佐神宮の風景、石橋、社叢などは、別掲した。
HP「人里の巨木たち」大分県による説明は、次のとおり。「若宮神社と西大門の間、八幡鳥居近くのクスノキの方が大きそうだが」は、最後の写真の木と思われる。

名 称 宇佐神宮のクスノキ
名称の典拠 なし
樹 種 クスノキ
樹 高 25m(注1 環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による。なお、同書には、ほぼ同サイズの個体が3本登録されている。写真はそのうちの1本であることは間違いないと思うが、掲載データの個体そのものかどうかは不明)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 大分県宇佐市南宇佐
国指定天然記念物(1977年4月12日、「宇佐神宮社叢」として境内林全体を指定)

全国各地に散在する八幡神社の総本宮が宇佐神宮である。約1400年前に開かれたと伝える古い歴史がある。広大な敷地を持ち、社叢の広さも4haに及ぶ。
高木層の主体はイチイガシで、20年くらい前まで、胸高直径が40cm以上のイチイガシが
150本ほどあった。イチイガシの自然林として貴重だということで、国から天然記念物指定を受けた。(その後、1991年の台風19号により、イチイガシ巨木30本を含め、187本が被害を受けた。今も復旧過程にある。講談社「日本の天然記念物」を参考)
しかし、ざっと見渡したところ、数は少ないが、幹囲ではイチイガシよりクスノキの方が上。私のサイトではクスノキを紹介することにした。このクスノキは、上宮の祈祷殿の前。参詣者がみな目にするクスノキである。(大きさでは、若宮神社と西大門の間、八幡鳥居近くのクスノキの方が大きそうだが)