山蔵のイチイガシ 宇佐市安心院町山蔵
安心院の中心から県道42号により佐田へ向かう。佐田郵便局前から杵築市山香方面への県道716号に入る。山蔵に近づくと左側の民家裏の山手にイチイガシの高木が見える。
現地説明板は、次のとおり。環境庁巨樹データベースで全国7位とされたイチイガシらしい。3位という記事もある。根元の空洞に祀っていた石を、樹勢が回復したため締め割ったともあり、引き返して覗きに戻った。
大分県指定天然記念物 山蔵のイチイガシ (昭和30年5月27日指定)
本樹は、根回り12.1m。北側地上からの高さ1mの胸高幹囲は7.4m。主幹は真っ直ぐに立ち、高さ7mで一分枝、更に8〜10mで五分枝して、東15.0m、西12.0m、南11.3m、北
12.0m。樹高は24mに及ぶ。
近年の台風のより支柱が折れたので、危険防止の為一部の枝を切除したが、樹形は整っていて樹勢はすこぶる旺盛です。
この樹のほか、町内には東椎屋の滝近くの神社に、二本のイチイガシがあり、町指定となっています。日本の原風景を演出した広葉樹の巨木と云われるものが町内各所に見られます。 安心院町教育委員会