長崎要塞第二地帯標 香焼調査は見当たらず
わが家から見える伊王島大橋。左の高い山は、大橋を渡った沖ノ島の「遠見岳」。山頂「遠見所」跡で4月1日、「長崎要塞第二地帯標 第十四号」が見つかったことにより、香焼側の尾ノ上海岸竹崎鼻の山(54mピーク)、安保の香焼新トンネル上の山(92mピーク)も、念のため調査。
「長崎要塞地帯略図」により、4年前、栗ノ浦地区や、深堀赤土から香焼にかけての海岸は調査済みであったが、地帯標の標石は発見できなかった。
きょう4月7日、宮さんを同行。2つのピークを調査する。尾ノ上海岸竹崎鼻の山(54mピーク)は、山頂に平らな広場があったが、標石類は何もなかった。
安保の香焼新トンネル上の山(92mピーク)へすぐ移動。恵里団地上の栗ノ浦との里道峠の所から尾根伝いで行く。基準点のようなものは、かなり離れた高台にあった。途中、炭鉱の試掘のような場所があっただけ、こちらも標石類は何もなかった。
きょうの成果は、車に戻る直前、宮さんが「戸町岳の新戸町登山口で、要塞地帯標を見た」と話す。それも2年前の会の例会、戸町岳下りのとき。おやおや、その標石は私はまったく知らない。「新発見だ!」とすぐ新戸町登山口へ向かった。(これは次の記事へ)
佐世保市の高橋さんが、きょう沖ノ島「遠見岳」の標石調査に来てるはずだが、連絡が取れない。高橋さんにとっては残念なこととなった。
宮さんの調査同行記事は、 http://blogs.yahoo.co.jp/khmtg856/27574300.html