長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:3203 日光裏見滝(5) ほか
HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。
目録番号:3203 日光裏見滝(5)
〔画像解説〕
大谷川支流の荒沢川にある裏見滝は、華巌滝、裏見滝と並ぶ日光三大名瀑。写真のように、以前は不動明王が祀られている滝の裏側まで行けたが、明治35(1902)年の大水害で道は崩落した。元禄2(1689)年、この滝を訪れた芭蕉は、「暫時は滝に籠るや夏の初」の句を残した。
目録番号:4496 日光裏見滝(6)
〔画像解説〕
大谷川支流の荒沢川にある裏見滝は、華巌滝、裏見滝と並ぶ日光三大名瀑。元禄2(1689)年、この滝を訪れた芭蕉は、「暫時は滝に籠るや夏の初」の句を残した。不動明王が祀られている滝の裏側まで行けたが、写真のように明治35(1902)年の大水害によって崩壊している。
目録番号:4764 日光裏見滝(7) 掲載略
■ 確認結果
3作品の画像解説において、「大谷川支流の荒沢川にある裏見滝は、華巌滝、裏見滝と並ぶ日光三大名瀑」と記しているが、日光三大名瀑は「華巌の滝、霧降の滝、裏見の滝」であろう。
次のHP参照。「浦見の滝」は、「裏見の滝」の方が正しいだろう。
http://www.interq.or.jp/rabbit/shiro/maku2land/edu-nikkou_taki.htm