市制120年のあゆみ展  (5) 三和町役場庁舎

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長崎市制120年のあゆみ展  (5) 三和町役場庁舎

長崎市制施行120周年記念「長崎市制120年のあゆみ」企画展は、4月に長崎県美術館(出島町)、5月に歴史民俗資料館(平野町)で開催された後、合併各地区を巡回し、11月17日三和地区で終了した。
古写真の展示が主。古写真の内容は会場によって変えている。そして、合併町独自の町を振り返る写真がある。たまたま見学した最終日の三和公民館会場の展示。タイトル・撮影場所・説明など内容に疑問を持った古写真の、現地確認などの結果を報告する。

〔写真説明〕
平成元年頃 右上の建物は旧役場庁舎(現 さんとぴあ)。役場は平成6年に現在の栄上に移転した。

■確認結果

昭和41年(1966)8月、旧三和町役場庁舎は為石に完成している。この古写真では、建物の全体がわからないので、町制施行50周年記念誌○長崎県三和町「さんわの足跡 1955−2004」49頁から、正面側からの写真を載せる。その後の増改築があっているようである。

平成6年(1694)8月、三和町役場新庁舎が現在の栄上に完成。8月29日から供用開始した。平成17年(2005)1月4日、三和町は長崎市に編入され、現在は「長崎市役所三和行政センター」となっている。

為石の旧役場跡地に平成8年から建設されたのが「さんとぴあ21」。周辺の道路整備も含めた為石地区都市再開発のモデル事業として整備された建物には、住宅52戸のほか集合店舗も併設され、平成10年(1998)に完成した。