川上さんのロマン“ゆうこう”追跡記録展 ピースミュージアムで開催中
2001年に“ゆうこう”に出会ってから、今なおその謎に挑む川上さんのロマン豊かな追跡の記録を紹介する企画展が 次のとおり開催されていますから、ご案内します。
<展示協力>
根角博久(農研機構カンキツ研究部):黒川陽子(料理研究家):長崎市「ながさきの食推進室」:長崎・土井首「愛のゆうこう園」:西出津町「フェルム・ド・外海」農園:Mみさき道歩会ほか。 *敬称略
2009年11月17日(火)〜12月6日(日)
● 開館・AM9:30−PM5:30 (最終日・12/6 PM2:00)
● 休館・11/24(火)・30(月)
● 入館無料
ナガサキピースミュージアム
長崎市松が枝町7−15 路面電車「大浦海岸通下車」徒歩3分
電話 095−818−4247 E-mail museum@nagasakips.com
(さだまさしさんが、NPO法人ナガサキピースフィア貝の火運動会長です)
食のたからもの再発見 「ゆうこう」
日本では、ユズやカボスのように酸が多く優れた香気のあるカンキツが古くから栽培されている。長崎県長崎市の土井首地区、外海地区などに自生する「ゆうこう」もまた、この在来の香酸カンキツの1つ。由来は不明だが、長く庭に植えられ、自給的に利用されてきた。
昭和35年以降に導入された温州みかんへの交雑が恐れられたこと、手軽な酢などの調味料が普及したことで急速に姿を消した「ゆうこう」だが、地元では、地域の宝として苗作りなど振興の動きが進んでいる。(展示パネルから)