御船町恐竜博物館 熊本県御船町御船
九州自動車道「御船IC」出口付近の国道445号線で、「恐竜の郷」御船町のモニュメントが迎えてくれる。御船町恐竜博物館は、御船町役場の裏手にある。玄関前には実物大のティラノサウルス模型が展示され、迫力ある姿と大きさにまず驚かされる。
開館時間 午前9時〜午後5時、休館日 月曜日・年末年始、観覧料 大人200円。
御船町恐竜博物館HPによる展示内容は次のとおり。
展示内容
平成2年(1990年)、ひとつの恐竜化石が御船町で発見されたのを契機に、町内で恐竜化石がまとまって発見されるようになり、平成7年からは熊本県の「熊本県重要化石分布確認調査事業」として、3年間をかけて調査が行われた。結果、新たにたくさんの恐竜化石が発見され、日本の恐竜化石としては第1級の資料とされる。現在も調査が継続されており、今後の調査研究に全国から期待が寄せられている。
化石発掘の発端となったのが、天君ダム近くの崖から発見された肉食恐竜の骨の化石である。今から約9000万年前の白亜紀の地層、御船層群から産出し、ほかにイグアノドンやアンキロサウルスの仲間の草食恐竜や翼竜、ワニ類、カメ類、魚類、ほ乳類の化石も多数発見されている。アロサウルスの全身骨格レプリカは、全長11メートル。博物館内に展示されている。