上丹馬のエノキ 長崎市香焼町
長崎市香焼町の豊前坊社と岩立神社のエノキが、ともに樹高約20m、根回り約4mで、樹齢約200年と推定され、町当時から引き続き長崎市指定天然記念物になっている。
香焼にこれより大きいと思われるエノキを見かけた。豊前坊社前のエノキの車道反対側、左下となる。
上丹馬バス停から安保トンネルの安保側出口へ下る車道があり、しばらく行くと、カーブ地点の手前右斜面地にある。上は浜浦宅で、犬が吠える。エノキが2本あり、下が目通り幹囲2m、上が同幹囲4mはあると思われる。急な斜面地に根を張り、計測ができない。根を見せているためか、大きく感じる。
この手前の車道右脇には大きな岩があり、くりぬいた小さな穴に地蔵が祀られ、アコウの大木が横たわって生えていた。水場だったようである。
エノキの大木は、式見小学校のが別格、幹囲5.8m(高さ1.7mで3本の幹に分かれる)で一番大きく、市指定天然記念物になっている。香焼の幹囲4mほどなら、高浜海水浴場右側の川畔に防風林として植えられた老木の大木がある。蚊焼漁港にも大木がある。
次を参照。 https://misakimichi.com/archives/436
https://misakimichi.com/archives/538
後ろの2枚が、高浜海水浴場近くと蚊焼漁港のエノキ。幹囲はそれぞれ4.0mあった。
イチョウも大音寺墓地のが、市内一の大木とされ、市指定天然記念物になっているが、茂木の玉台寺境内の方のが、幹囲は大きいと思われる。
次を参照。 https://misakimichi.com/archives/1514
地区によって天然記念物指定の不均衡とならないよう、専門家・関係者による正確な調査をお願いしたい。私の間違いがあるかも知れない。一応、紹介しておく。