藤田尾のツバキ (2) 長崎市藤田尾町
長崎市指定天然記念物「藤田尾のツバキ」は、2007年8月の次記事を参照。
https://misakimichi.com/archives/220
市内で最大のヤブツバキの木。前の記事は花の写真を添えてなく、ツバキの花が咲いた頃と思い、先日1月7日夕方、自宅から近いので見に行った。
古木のため花がつかないのか、海岸近く風あたりが強く蕾が落ちるのか、花はまったくついていない。先端の枝にかろうじてついていた花を写してきた。
幹囲は今回計測すると、説明板がある上方の木の大幹が1.8m、海岸側30mほど下方の木は1.6mくらいあった。現地説明板は、次のとおり新しくなっていた。
市指定天然記念物 藤田尾のヤブツバキ
指定年月日 平成17年8月22日(旧町指定年月日 平成元年3月16日)
所在地 長崎市藤田尾町472番地
樹齢約300年(推定)、樹高約11m、根回り約2.8mを測る。根元より幹は2つに分かれ、地上約2mのところから大枝を出している。樹勢は極めて旺盛である。
この地域はヤブツバキの古木が多く、その中でもこの木は最大のものである。
長崎市教育委員会 (平成20年2月設置)
最初の「藤田尾」コミュニティーバス停付近と、最後の写真の木はツバキ近くにあるクロガネモチの木。後者の幹囲は2.5mほどある。