(4)曹洞宗「正覚寺」のモミ 長崎市矢上町
国道34号線を行って、番所橋バス停先の中尾入口交差点から左折する。2つ目の角から矢上小学校のグランド裏の高台を行く新道へ右折して入る。ちょうどグランドのところ左方に「正覚寺」の参道口があり、モミの高木が見える。
2001年7月開催「第15回 ながさき巨樹・巨木を見る集い(東長崎地域)」調査結果一覧による説明は次のとおり。
(4)曹洞宗「正覚寺」のモミ 所在地:長崎市矢上町119
モミ(マツ科) 幹周り 2.90m 樹 高 26.0m
日本特産の常緑針葉樹のモミは、県内で自然に生える地域としては雲仙・多良山系と離島では対馬にあるだけで、平戸・壱岐・五島列島にはでてこない。
江戸時代末期の頃に、正覚寺は現在地に移築されたとあり、1875年(明治8)の図面には、モミの木が記載されていることから樹齢は150年以上であろう。