銀山上神社社叢 対馬市厳原町久根田舎
久根田舎は厳原港とは島の反対側、西はずれにあるので、厳原港からいったん南下、県道24号線により豆酘方面へ行く。久田トンネルを抜けると、安神の山上に三叉路があり、右上手の豆酘瀬へ向かう県道192号線へ入る。
同県道は山手を越し、鮎もどし公園入口を通って豆酘瀬へ下るで、これからまた島を一周する県道24号線に入る。今度は北上して椎根方面へ向かうと、途中の久根田舎に着く。
「銀山上神社」は集落の北はずれにあるので、集落内はそのまま通過。県道沿い右の大きな「御所橋」に出たところで、この橋を渡ると神社へ着く。
鳥居をくぐると苔むした参道があり、わが町の大樹「大スギ」の手前に一見、煉瓦造のアーチ石橋があったが、下を覗くと板石の桁橋だった。石橋の項を参照。
対馬観光物産協会発行「対馬の巨木と自然」(2003年改訂)リストによる説明は次のとおり。
106 銀山上神社社叢 (厳原町久根田舎)
苔むした参道と参道右側のカゴノキやスギの巨木が美しい。また、社殿奥にはスタジイの巨木があり、ゲンジボタルが多く棲む清流も流れています。
106 銀山上神社社叢 ス ギ 幹回り 4.37m 樹高 44m
106 銀山上神社社叢 スタジイ 幹回り 4.30m 樹高 28m
106 銀山上神社社叢 カゴノキ 幹回り 3.09m 樹高 28m