鰐浦ヒトツバタゴ自生地  対馬市上対馬町鰐浦

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鰐浦ヒトツバタゴ自生地  対馬市上対馬町鰐浦

国道382号線が上対馬町へ入り、上対馬高の手前となる大浦からか、比田勝港まで行って泉経由で対馬最北端の鰐浦まで行く。鰐浦トンネルのところが鰐浦集落の入口となる。
「木宮神社」がトンネルのすぐ近くにあり、社殿右の広場に国指定天然記念物「鰐浦ヒトツバタゴ自生地」の説明板がある。境内にイチョウの大木があるが、しかし、ヒトツバタゴは小さい。
説明板の写真の木は、木宮神社の左側の道から少し上がると、倒れないよう支え木をした古木が山手の斜面に立っている。この木が鰐浦で一番大きいヒトツバタゴだそうである。

鰐浦トンネル入口から「韓国展望所」へ車道を登る。高台の展望所の下手にも「ヒトツバタゴ自生地」の説明板がある。ここから10分ほど歩いて行くと、鰐浦集落を見下ろされる「ヒトツバタゴ展望所」がある。有名な開花期写真は、韓国展望所の展示写真から。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明、及び対馬観光物産協会発行「対馬の巨木と自然」リストによる説明は次のとおり。

鰐浦ヒトツバタゴ自生地  天然記念物(国指定)

指定年月日 昭和3年1月18日  所在地 上県郡上対馬町大字鰐浦字在所陽
管理団体 上対馬町
鰐浦は対馬最北端の漁港で、晴天の日には大陸の山々が望見できる。ヒトツバタゴは鰐浦の入江を囲む周囲の丘陵に多く自生している。大陸に最も近いこの地に、大陸系のこの植物が自生するところに意義がある。
現地では毎年5月初めごろ純白の花を咲く。波静かな海面に白く照りはえる眺めが美しいので、当地方では「ウミテラシ」といい、材が堅いので「ナタオラシ」とも呼んでいる。

1 鰐浦ヒトツバタゴ自生地  国  (上対馬町鰐浦一帯)

一般にはナンジャモンジャと呼ばれている珍しい木です。5月上旬頃に鰐浦の集落一帯を白い花で彩る対馬の名花・名木です。