今泉諏訪神社の大杉 上天草市松島町今泉
天草5橋へ続く国道324号線により、松島町「知十橋」を過ぎ、松島町の中心の方へ向かう。松島・有明有料道路の高架下をくぐり、平坦な平野部を行くと、国道が曲がるGSのところに「今泉三叉路」がある。右折して今泉集落へ入る。
すぐ「次郎丸・太郎丸岳登山口」分岐が右にあるが、そのまままっすぐ進み、今度は左方の道へ入り左奥の谷間を目指すと、「今泉諏訪神社」がある。
大杉は、昭和60年代の落雷によって上部が折れている。
上天草市教育委員会編「上天草市の文化財」平成18年刊22頁による説明は次のとおり。
天然記念物 今泉諏訪神社の大杉
市指定年月日:昭和58年3月20日 松島町今泉
諏訪神社境内にそびえる樹齢450年といわれる老杉です。神社創建当時から神木として今泉の人々によって愛育保護されています。昭和60年代には、落雷によって上部が折れる災いを受けてしまいました。その後、台風や大風などの度重なる被害を受けて、樹勢の衰えが激しくなったために、平成10年に樹木医による回復処置を施して現在に至っています。
高さ18.5m・幹周りは4.2m。