サンドパイプ(巣穴の化石) 佐世保市小佐々町
サンドパイプ(巣穴の化石)が、佐世保市小佐々町楠泊の山中、道路沿い崖面に見られる。楠泊橋手前から冷水岳公園へ登山道路があり、その途中にある。
小佐々町指定文化財。現地説明板は次のとおり。
小佐々町指定文化財(第7号) サンドパイプ(巣穴の化石)
この地層の断面をよく見ると、上から下に細長いパイプのようなものが入っており、その中には色の違った砂がつまっている。これは、カニ、アナジャコ、スゴガイなど、大昔の巣穴で、「生痕の化石」とも呼ばれている。
町中で、ここが一番広い範囲で、しかも立派に残っており、地質学上貴重なものである。
平成四年十月一日 小佐々町教育委員会