戸町岳から烏帽子岩・小ヶ倉ダムへ 平成20年5月
平成20年5月25日(日)山は霧。戸町岳(標高427m)から烏帽子岩・小ヶ倉ダムへ。参加10人。本日の目的は、5月11日の長崎学さるく「大久保山の藩境塚めぐり」に続く戸町岳尾根の藩境塚確認と小ヶ倉ダム上流部の巨大スギ見学。
大山入口公園9時半発ー海星高グランド尾根ー登山道出合ー戸町岳(昼食)ー三村境藩境塚終点ー大山林道ー烏帽子岩ー昆虫の森ー小ヶ倉ダム15時着。
戸町岳尾根の方には、南佐嘉領小ヶ倉村・大村領戸町村の天明7年(1787)築かれた藩境塚20基が残る。女神大橋先の白崎を起点とした藩境塚は、大久保山・戸町岳と越し、熊ヶ峰への登山道分岐となる三村(天領茂木村とも)境で終る。
別項参照。 https://misakimichi.com/archives/85
長崎市街近く、人知れず残る藩境塚。延々約6km続く。T型金具によってブロック別番号を付けているので、楽しみに探してほしい。
巨大スギは、小ヶ倉ダムの上流部、東の谷間にある。大正11年(1922)植林された。長崎市内では数少ない大木のスギ林。幹回り4mくらいのスギが10本ほど残る。
山は霧だった。烏帽子岩へ着いてから少しずつ晴れ間が見えた。