さが名木100選 6 佐賀城跡のクス群(クスノキ) 佐賀市城内
所在地図によりまず佐賀城跡の大手門内と東濠に大楠を探した。東濠は石垣が改修され見あたらない。ガイドの人に聞くと、北濠の佐賀県庁前に大楠が多いらしい。それで西濠から北濠へと回った。
北濠の中央県庁側に「くすの栄橋」があり、ここからは大楠群が特に見えた。名木プレートは、虹の松原もそのようだったが、「群」だからある木を特定して付けていないのではないか。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。
6 佐賀城跡のクス群(クスノキ)
・所 在 地 佐賀市城内
・推定樹齢 300年
・大 き さ 樹高 25m 幹回り 4m 枝張り 25m
・登録番号 01262
佐賀城跡にある楠群は、現在文化財に指定されたものが約120株あり、特にお濠のほとりにある楠は推定300年を超えるものが多い。元々、城を守るための土塁があった所で、慶長年間(1600年)、佐賀城の拡張工事後に植えられたものといわれている。
今では、佐賀城跡の代表的な樹木となっている。これらの楠群は、お濠の水面に濃い影を映し、人々の心に安らぎを与えている。
県天然記念物(昭和28年11月3日指定)