唐津市(厳木町・相知町)に残るアーチ石橋
唐津市(厳木町・相知町)に残るアーチ石橋は、2橋である。
厳木多久高速道の浪瀬ICで降り、伊万里へ行く県道32号線に入る。厳木町の「山神社御神橋」はすぐ右手にある。脇に架橋記念碑があり、「大正十二年四月」とあった。
浪瀬峠を越えて相知町の平山上集落に入ると、相知町消防団第六部格納庫手前に「小城川内川石橋」が架かる。
HP「長崎県の石橋を訪ねて」(佐賀県も一部あり)による説明は次のとおり。小城川内川石橋は、N氏HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」のデータから。
写真 1 第 182 番 厳木町の山神社の御神橋 唐津市厳木町浪瀬
大正12年 原 又四郎 長さ 11.0m 幅員 2.3m
風景と馴染んで、なかなか良い感じの参道橋。
浪瀬ICを降りて南に向かうと、すぐに右手に橋が見えてくる。大正期の橋は実用的なデザインが多いが、やはり参道の橋となれば意匠にも拘ったと見えて、もっと時代がある橋に見える。
写真 2 №2,987 小城川内川石橋 2007.09.09
唐津市相知町平山上
橋長:m 橋幅:3.7m 径間:4.2m 拱矢:2.1m 環厚:37cm
架設:明治29年(1896)
世戸さんの情報です。伊万里市から相知町へ入りました。県道32号線です。上流側はRC拡幅。
(追 記 平成20年5月22日)
厳木町うつぼ木で最近、小さなアーチ石橋が見つかっているので、写真・地図とも追記した。
場所は国道205号線の「町切(ちょうぎり)橋」から、厳木川沿いに少し入った道の水路上の橋。気をつけて見ないとわからない。
N氏上記HPによるデータは次のとおり。これで3橋となった。
写真 3 №3,399 うつぼ木の眼鏡橋 2008.05.03
唐津市厳木町うつぼ木
径間:1.6m 拱矢:0.85m 環厚:25cm
世戸さんからの情報です。国道203号線、うつぼ木小の西側から厳木川沿いに南に進んだところです。
内部の下流側はコンクリート拡幅。