岩屋山の岩屋神社道にある標石  長崎市虹が丘町

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岩屋山の岩屋神社道にある標石  長崎市虹が丘町

平成20年4月13日、岩屋神社から岩屋山(標高475m)へ登り、稲佐岳まで縦走した。岩屋神社道から岩屋山に登ったのは30年ぶりくらいとなる。この登山道で2つの標石を見た。
岩屋神社から谷間沿いのゴロ道をほどなく上がると、岩屋龍神と彫られた岩にはヒサシの小屋が設けられ祀られている。2つの標石はこのすぐ上の登山道脇に見られる。

岩屋龍神から登って30mほど、1つは登山道から少し離れた谷間にある。下山中の人が教えてくれた。立石で正面は平たく、よく見ると何か彫っている。彫りが薄くなり何かわからないが、梵字のようなものではないだろうか。
これからまた30mほど登山道を登ると、2つ目は道標である。石柱で「右 ○○○ミチ 左 ○○○○ミチ」。左方が今、岩屋山に登っている本道である。右方はかすかな踏跡があり、これは山腹を巻いて、岩屋山頂上からの北西尾根に出、園田トンネルや九州自然歩道まで伝えば式見ダムへ下れる。

石柱の刻字は「右 式みユミチ」、「左 シ子ヲヒミチ」のような字の格好をしている。しかし、どうしても解読不明で、写真もうまく写らない。
江越先生は石柱の存在を知っておられ、講座で案内している。文献の記録はないらしい。左の式見の方角だけは確かだそうだ。

先生の話によると、この石柱から山頂までの間にあと1つ立石があり、梵字のようなものを彫っている石がある。そして園田トンネルへの尾根道で、岩に4段ほど階段を彫っている不思議なものがあるそうである。近々、先生と現地を訪ねる約束をした。