さが名木100選 31 岩屋観音のイロハモミジ 鹿島市山浦
鹿島市山浦の岩屋観音は、国道207号線鹿島バイパスの能古見郵便局前交差点から平谷黒木トンネルを越して大村へ行く国道444号線へ入る。塩田や嬉野との分岐を過ぎ貝瀬バス停まで行く。ここに徒歩による参詣道の案内板がある。
車は少し行くと、左側に白い建物の消防分団車庫があり、鋭角に左折し山手へ入る。2.6kmほど進むと、小さな「←岩屋山」の標識により左折。すぐ道幅の狭い未舗装のガタガタな林道となる。山腹を約1.5km、やっと岩屋観音前に着く。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。
31 岩屋観音のイロハモミジ
・所 在 地 鹿島市山浦岩屋観音
・推定樹齢 350年
・大 き さ 樹高 20.5m 幹回り 3.3m 枝張り 21.5m
・登録番号 0794010
岩屋山興法寺(通称:岩屋観音)は、現在の霊巌院を含む地にあった金剛勝院の奥の院と考えられ、覚鍐上人修行の地とされている。この木はその境内にあり、佐賀県内のイロハモミジでは最古のものと思われる。
市天然記念物(平成13年3月30日)