高岩神社のイヌマキ 南島原市西有家町長野
雲仙の宝原から登る高岩山の山頂に、高岩神社は祀られているが、イヌマキのある高岩神社(分社)は、山麓の南島原市西有家町長野にある。
西有家交差点から雲仙への県道47号線に入る。長野小学校前バス停手前から左折すると堤があり、その上の高台が神社。境内には2本のイヌマキとクスノキの大木がある。
Otoji.K氏HP「長崎の名木」リストの中の説明は次のとおり。最後の写真は、高岩山頂の神社。
高岩神社の大イヌマキ
西有家町馬渡瀬にある。神社右手にイヌマキがある。幹周り3.33m、樹高20m。樹齢220年という。石段の上にあり、タコ足のように石段の下に根を伸ばしている。
高岩神社は、西有家町で最も高い高岩山(881m。ロッキーヒルと言われる岩峰)にあるが、ここの高岩神社は分社で、五穀豊穣の神様である。
高岩山は島原半島南部に伝わる民話「みそ五郎伝説」の巨人が住んでいた山。雲仙岳に座り、有明海で顔を洗うというガリバーのような「みそ五郎」は、人がよくて力持ちで、味噌をなめるが大好きだったらしい。