盛加ガー 宮古島市平良字東仲宗根
サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。宮古島市役所前の県道243号を北給油所交差点からファミマの方へ左折、次の信号から右折するが、場所がわかりにくいから所在図参照。
盛加ガー ムイカ
宮古島市(宮古島) 平良市街地 洞井(湧水) 深17.5m 14世紀後半との説も 市史跡 現地解説板/WEB 保存状態良好 大規模な自然洞窟/103段の石段 1 A
宮古島市HPの 宮古島市の文化財 > 史跡26〜50 による説明は、次のとおり。
市指定史跡 盛加がー 指定年月日: 昭和50(1975)年12月11日
水道の発達しないころ、人びとの生活用水は天水と各所に散在するうりがー(洞井)であった。集落はうりがーを中心に形成、発達してきており、宮古の歴史はうりがーを切りはなして考えることはできない。
盛加がー内には小規模ながら貝塚層もあり、周辺一帯からは多くの青磁片、土器片等が豹変採取でき、大きな集落跡を物語っている。郷土史家の稲村賢敷氏は、14世紀後半勢力をふるった与那覇原一党の本拠地をここ盛加がー一帯にもとめているが、異説もあってさだかではない。
盛加がーは、平良近郊ではもっとも規模の大きいうりがーで、石段は103段設けられ、婦女子の踏みしめた跡を残している。