源河ウェーキ  名護市源河 ( 沖縄県 )

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源河ウェーキ  名護市源河

名護市教育委員会社会教育課「なごわらびーネット なごしキッズサイト」による説明は、次のとおり。名護市の北東部、国道58号源河交差点から右折して、県道14号に入る。源河宮の対面に「稲嶺尋常小学校源河文教場跡地」碑があり、右折して白い建物の民家下坂道を回り込むように高台へ登って行くと、石塀の屋敷跡「源河ウェーキ」がある。

■ 源河ウェーキ(げんかうぇーき)
市指定有形文化財(建造物)
指定年月日 平成3年12月22日

源河ウェーキは、名護市字源河にある古い屋敷跡(やしきあと)で、源河集落の小高い丘の上に建っています。「ウェーキ」とは土地や財産(ざいさん)を多く持っている富豪(ふごう)のことです。源河ウェーキに屋敷が建てられたのは19世紀はじめと考えられています。数十年前から人は住んでいないので、母屋(おもや)は古くなってしまい、平成5年(1993年)に解体(かいたい)工事が行なわれました。建物に使われていた建築材料(けんちくざいりょう)は現在も保管(ほかん)されています。
屋敷内(やしきない)の建物の配置(はいち)された跡(あと)から、屋敷の北側にフール(石づくりの豚小屋)と便所、西側に裏門(うらもん)・正門・旧倉敷跡(きゅうくらしきあと)、中央に母屋があったことが分かります。現在は、道ぞいにつくられた「あいかた積(つ)み」の石垣(いしがき)とフールだけが残っています。源河ウェーキは近世の一般的(いっぱんてき)な住居の形をしていて、木造建造物(もくぞうけんぞうぶつ)の屋敷の配置、建築材料や建築技術(けんちくぎじゅつ)の見本をしめすものとして重要(じゅうよう)です。