観音寺のフクギ・観音寺・日秀洞 金武町金武
国道329号金武町金武の中心部から、奥の通りの「金武観音寺」へ入る案内標識がある。「日秀洞」は、観音寺境内にある鍾乳洞。
金武町HPの金武町指定文化財による説明は、次のとおり。
観音寺のフクギ [天然記念物]
観音寺のフクギは、正門礼拝道を下った17m左側に位置し、その樹根・樹枝の大きさは、沖縄本島各地の樹木(フクギ)調査の中でもひときわ大きいフクギの木で、各地の調査と比較した結果によると樹齢約350年と推定された希少な巨木です。
幾年代の歴史を積み重ね成長し強く根を張り、高く、どっしりとそびえるその樹影に愛郷のこころを育む巨木です。
近年、金武町に於いても宅地の整地、土地造成事業等による緑の破壊が進む中で、自然的な景観と緑に対する町民の認識を深める上からも、このような稀有な巨木は町の遺産だと考えています。
指定年月日 : 平成3年12月24日
所在地 : 金武町字金武222番地
観音寺 [建設物]
観音寺は、16世紀に日秀上人によって創建されました。 現存する観音寺は、昭和17年に再建されたものですが、建築手法には近世社寺の手法が取り入れられています。 沖縄県下の社寺建築の多くは、今次大戦で焼失しましたが、幸い観音寺は戦災を免れ、古い建築様式をとどめた貴重な木造建築として今日に至っています。
指定年月日 : 昭和59年6月1日
所在地 : 金武町字金武222番地