犬 名 河  うるま市与那城伊計 ( 沖縄県 )

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犬 名 河  うるま市与那城伊計

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。うるま市の南東部、県道10号海中道路により平安座島、さらに宮城島、伊計大橋を渡り伊計島へ入る。伊計ビーチ左上に上がった高台の交差点に案内標識があり、直線農道を北へ進むと、途中角に「犬名河400m」の左折標識がある。
バラス農道の終点広場まで行くと、「犬名河」由来記の石碑があり、ここから崖下の海岸まで150段ほどの石段の坂道を下ると、コンクリート建物の中に、「犬名河」の石積井(湧水)がある。

犬名河 インナーガー
うるま市 (伊計島) <石積井>(湧水) 不明 市史跡 WEB 外観は完全にRC建造物(破損) 伊計島唯一の水源/崖下の海岸にある 4 C

うるま市文化課HP「うるま市の伝統文化」による説明は、次のとおり。

犬名河(インナガー)  1995(平成7年)6月14日指定

犬名河は、伊計島の北西の海岸沿いの崖下にあります。島は昔から水不足で悩んでいました。干ばつに困っていた時、ずぶぬれになった犬が崖下から上がって来たのを見た農夫が不思議に思い、下りて行ってみると、こんこんと水が湧き出ている泉がありました。それで「犬名河(インナガー)」と呼ばれるようになったといわれています。
その後、伊計島の人たちは飲み水に困ることはなくなりましたが、150段ほどの石段の坂道を上がり下りしての水汲みは重労働でした。戦後はポンプで吸い上げて、米軍との共同使用をしていましたが、現在は本島から上水道がひかれ水に悩むこともなくなりました。