田場ガー うるま市田場
サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。県道33号うるま市川田入口から県道10号を少し行き、大田入口から右の県道8号に入る。東田場交差点から右折、田場ポンプ場後側あたりに、「田場ガー」の石積井(湧水)がある。
田場ガー たば・ガー
うるま市 石積井(湧水) 不明 市史跡 WEB 1999年上部崩壊→2004年復元直上に道路のガードレール 湧きロを囲んだ二つの池と水神を祭った祠、池の水貯めをするマグサ、歩き道の石敷、二箇所の降り口、洗濯場、シッティからなる 3 B
うるま市文化課HP「うるま市の伝統文化」による説明は、次のとおり。
田場ガー 2005(平成17)年2月16日指定
田場ガーは別名「ウブガー」とも呼ばれ、古くから地域で正月の若水、子どもが生まれた際のカーウリー・産水、生活・農業用水などに利用されてきました。
造りは、湧き口を囲んだ2つの池と水神を祀った祠、池の水貯めをするマグサ、歩き道の石敷、2箇所の降り口、洗濯場、シッティがあります。
石積みの技法は、正面を相方積みでその上部を野面積み、左右を切石積みで造られています。
1999(平成11)年に正面上部が一部崩壊しましたが、住民はじめ関係者の努力により2004(平成16)年に修復されました。現在も田場集落の行事として旧暦正月にカー拝みが執り行われています。