多良山系のツクシシャクナゲ  諌早市・大村市ほか

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多良山系のツクシシャクナゲ  諌早市・大村市ほか

多良山系の経ヶ岳、多良岳、五家原岳は、標高1,000m内外の山岳地帯を形成し、多良岳県立公園となっている。この山に咲くシャクナゲは「ツクシシャクナゲ」といって、日本にある数種類のシャクナゲの中で、最も美しいといわれ、シーボルトもその名著「日本植物誌」に彩色図をのせて紹介している。
写真は2007年4月、五家原岳山腹のシャクナゲ団地で撮影したもの。
最後の2枚は2008年10月、小松尾公園の国指定天然記念物の入口説明板を撮影。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」の樹木名による説明は次のとおり。

ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)  ツツジ科ツツジ属 常緑低木

樹高3〜4mになる。葉は8〜20cmで倒披針形で両端は尖る。革質で光沢があり、葉裏は褐色の長い綿毛が密生する。5〜6月、淡紅色の花を咲かす。花冠は4〜5cmのロ−ト状で7裂する。雄しべは14個。朔果は1.5〜2cmの円柱形。
本州(紀伊半島)、四国、九州の山地に生える。花は5月初旬。果実は8月・10月。花蕾は1月。