諸鈍長浜のデイゴ並木  瀬戸内町諸鈍(加計呂麻島) ( 鹿児島県 )

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諸鈍長浜のデイゴ並木  瀬戸内町諸鈍(加計呂麻島)

サイト「近世以前の土木・産業遺産」鹿児島県リストによるデータは、次のとおり。加計呂麻島瀬相港から県道614号により東に諸鈍へ向かう。生間港(古仁屋とのフェリー便もある)から峠越えして諸鈍へ入ると、長浜海岸沿いにデイゴ並木がある。

諸鈍長浜のデイゴ並木 しょどん、ながはま
(大島)瀬戸内町(加計呂麻島) デイゴ並木 80本以上 江戸初期 町天然 WEB 樹齢300年/近年、デイゴヒメ コバチというインドから飛んできたハチが寄生したため、6月の開花時期に満開とならなくなった 琉球王朝に支配されていた時代「那覇世」に、琉球からの文物の流入口として栄えた良港・諸鈍長浜の目印として、夜目にも見える赤い花を咲かせるデイゴを植えたと言われる 1 A

瀬戸内町誌歴史編編纂委員会編「瀬戸内町誌 歴史編」平成19年発行の737頁による説明は、次のとおり。

天然記念物 デイゴ並木  [1978年12月15日指定]
樹齢300年といわれるデイゴの巨木の並木である。諸鈍シバヤでも有名な諸鈍集落の最も海岸の近い場所にある。85本あるというデイゴの巨木は、様々な表情を見せており、1本1本を眺めて散策するだけでも楽しめる。琉球交易の目印であった可能性のあるこの木は、5月から6月にかけて鮮やかな真紅の花を咲かせる。花の盛りの頃は、湾に入ってくる船や峠を越えて集落に入る道からも木々に咲く花が鮮やかに見える。このデイゴ並木の巨木85本のうち21本は、国の巨木樹に登録されている。