花房製鉄遺跡  曽於市末吉町南之郷 ( 鹿児島県 )

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花房製鉄遺跡  曽於市末吉町南之郷

サイト「近世以前の土木・産業遺産」鹿児島県リストによるデータは、次のとおり。曽於市の東部、県道71号が国道222号と合流する手前から南の県道65号へ入る。
愛の里近くから「花房峡いこいの森」入口の方へ左折、すぐ安楽川を渡る石橋「新田山橋」(次記事とする)からいこいの森とは反対側の市道を進む。谷奥の花房集落に曽於市思いやりタクシー花房停留所があり、この下の田の中に製鉄跡の史跡標柱が見える。

花房製鉄遺跡 はなふさ
曽於市 (南之郷) 製鉄炉(なし) 市史跡 WEB 製鉄炉は滅失 南九州特有の石組の竪形製鉄炉/志布志湾の砂鉄と豊富な木材を用いて製鉄が行われた 4 C

曽於市HPの史跡・文化財による説明は、次のとおり。

製鉄所跡

指定区分:市指定文化財
種別:史跡
指定日:S43.1
所在地:曽於市末吉町南之郷

南之郷の新田山の集落を過ぎた花房の田んぼには、かつて製鉄所がありました。製鉄は志布志の浜の砂鉄を馬の背で運び、山林深く木炭が多いこの地において、明治初期まで行われていました。花房ではいつ頃から行われていたのか定かではありませんが、大隅地方では、千年前から行われていたという古記録もあるそうです。現在は、周囲に鉄滓が残っており、その名残を今に伝えています。
また、この一帯から安山・黒仁田、志布志の田ノ浦・四浦にも製鉄所がありました。