蒲江地区の大垣 佐伯市蒲江蒲江浦
サイト「近世以前の土木・産業遺産」大分県リストによるデータは、次のとおり。佐伯市街から国道388号か県道37号により蒲江へ南下する。蒲江地区の大垣の場所は、道の駅かまえに「蒲江浦の散策路」案内板があるので、良く確認する。「大垣」と呼ばれるシシ垣は、山中の大師堂近くにあるが、道の駅近くからは入口がわかりにくく、かなりの登りとなる。
蒲江トンネルを抜けた長津留バス停から高台の簡易水道施設へ上がると、「オダイシサン散策路」案内板があった。水道施設横から長津留トンネル上の散策路を大師堂まで歩く。途中に「蒲江のシシ垣」史跡説明板が立ち、この後ろ側一帯に大垣を確認できる。説明板手前や大師堂先にも、散策路右に見る石積みは、シシ垣の延長である。
蒲江地区の大垣 かまえ
佐伯市 猪垣(石塁) 長数㎞ 江戸中・末期〜昭和期 市教委 山中に放置 耕作地背後の山の中腹に帯状に造られた「大垣」と呼ばれるシシ垣/高山地区の海岸の浜石を用いて構築→他地区のものと比べ、シシ垣の高さ・幅ともに大きい/構築年代は、サツマイモの耕作が始まった時期と推測されている 2 B