蓮城寺の町石(十一丁) 豊後大野市三重町秋葉
サイト「近世以前の土木・産業遺産」大分県リストによるデータは、次のとおり。三重町市場一区交差点から国道326号に入り、三国峠の方へ向かう。市街のはずれの国道沿いに年神社があり、境内南端の植え込みの中にこの標石がある。
蓮城寺の町石(十一丁) れんじょう
豊後大野市 (秋葉)鬼塚区の年神社 町石 高約0.5m 文化2(1805) 市有形民俗 市教委 移設 蓮城寺までの丁数を示す/「十一丁」 2 –
豊後大野市HPの文化財による説明は、次のとおり。
市指定有形民俗文化財 町 石
鬼塚区の国道326号線沿いの年神社境内にある。総高85cmの凝灰岩製四角柱で、上部に梵字、下に「十一丁 文化二年」と刻まれており、文化2年(1805)の造立であることが分かる。同様のものが他にもあったが、現在はこの町石だけしか現存しない。町石は内山観音の参道に一丁(町)毎に建てられたもので、内山観音まであと何丁かを示す道標である。起点は市場付近と考えられ、最終は内山観音の一丁手前であったと推定されている。〔※一丁(町)は江戸時代の距離の単位で、60間・110m弱〕
所在地:三重町秋葉(年ノ神)
指定年月日:平成17年3月31日市指定(昭和38年3月30日三重町指定)