年崎のチシャノキ 長崎市為石町
年崎は、長崎市為石町と川原町の町境の海岸。為石漁港の南側突端で、県道34号線はここでカーブする。防波堤へ下る道との間にかなり大きな木があり、チシャノキもここにある。長崎市立城山小学校にも高木がある。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)の説明は次のとおり。
なお、この辺りの海岸はれき質片岩と円れき浜となり、地質学上、貴重なところである。
三和町の街路樹
川原大池は「川原大池樹林」として県の天然記念物に指定されている。大池に至る途中の道路沿いにチシャノキを見ることができる。自生のチシャノキを見たのはここが始めてであった。
チシャノキ ムラサキ科チシャノキ属 常緑高木
葉は互生し、倒卵形〜倒卵状楕円形で先は尖る。縁に浅い鋸歯があり、表面は毛があってざらつく。若葉は食べられる。6〜7月、円錐花序をだし小さな白い花を咲かす。花冠は5裂。果実は5mmほどの球形で黄褐色に熟する。
本州(中国地方)、四国、九州に自生。
三和町・川原大池に至る道沿いのチシャノキ。
花は6月中旬。果実は8月初旬。