吉野社のスギとケヤキ  九重町後野上(猪牟田) ( 大分県 )

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吉野社のスギとケヤキ  九重町後野上(猪牟田)

HP「人里の巨木たち」全国巨樹探訪記大分県によるデータは、次のとおり。国道210号豊後中村駅入口交差点から九重高原の方の県道40号へ入る。町田発電所先の猪牟田霊水のところから左の橋を渡り、猪牟田集落まで行く。集落の北はずれに「吉野社」がある。
拝殿の左に2本の大木が立つ。左がスギ、右のがケヤキのようだ。私が見たのは後ろの写真どおり、参道の右側茂みの中にも何かの大木があったが、近寄って確認できない。

名称 吉野社のスギ (よしのしゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
天然記念物指定 なし
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による

吉野川右岸高台に猪牟田集落がある。
水平面がほとんどない地形なのだが、先人が苦労して耕地を作り、そして今も維持されている。
家々の北端、山を背にして吉野社が鎮座する。
あたりはひっそりしている。集落に住む人以外、ほとんど訪れることもないだろう。
境内にスギとケヤキの巨木が見える。
スギは拝殿の右手(向かって左)に2本。
小雨に霞んで立っていた。

名称 吉野社のケヤキ (よしのしゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
天然記念物指定 なし
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による

鳴子川沿いに走る県道40号(飯田高原中村線)の「一軒家」バス停近くで橋を渡って東に山道を辿ると、猪牟田集落に達する。家々が斜面に肩を寄せ合って集落ができた、といった印象。
北のはずれに吉野社があり、拝殿に向かって右奥、一段高い位置に大ケヤキが立っている。
御神木とされているらしく、幹には細い注連縄が巻かれていた。
ケヤキの反対側には大杉。ケヤキの近くにも大きな切株が朽ちかけている。
いまも巨木が残る鎮守の森である。