甲佐町やな場 甲佐町豊内
熊本県観光サイト「なごみ紀行 くまもと」による説明は、次のとおり。甲佐小学校角となる下豊内交差点から県道220号に入ると、「甲佐町やな場」を通る。
樋門から大量の水をやな場に流し込んでいるアーチ式石橋「簗元橋」(架設当初名:簗場口目鑑橋)を見たかったが、近寄れない。
甲佐町やな場
所在地 上益城郡甲佐町豊内19−1
施設説明
鮎漁の解禁にあわせて営業開始。甲佐町を流れる緑川は鮎のメッカとして知られ、毎年6月1日の解禁以降、
10月末まで多くの釣り人で賑わいます。その鮎を味わいながら、川辺の清涼感を満喫できるのが「やな場」です。
県内はもとより、全国から多くの観光客が訪れるやな場は、今から約400年前の加藤清正の時代に造られた水田用水のための堰(せき)に由来します。その後、寛永10年(1633年)に当時の肥後藩主・細川忠利公が、堰近くの砂だまりを泳ぐ魚を見て、獲る方法はないかと尋ねたことがきっかけで、落ちてきた鮎を獲る「簗(やな)」が設置されました。
現在のようなやな場が作られたのは戦後で、水上に建つ茅葺き屋根の風情あふれるあずま屋で、別名“香魚”とも呼ばれる香り高い鮎を、刺し身・塩焼き・田楽などさまざまな調理法でいただくことができます。…