カトリック中町教会のナガサキリンゴ 長崎市中町
長崎市中町にある。カトリック中町教会は大村藩蔵屋敷跡。1897年(明治30年)に26聖人殉教300年祭を兼ねて献堂式が行われた。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)の説明は次のとおり。
ミカイドウ(実海棠)(別名:ナガサキリンゴ)
バラ科リンゴ属 落葉小高木。葉は互生し、倒卵形で縁に細鋸歯がある。4〜5月、枝先に淡紅色の花を咲かす。花弁は5個。花柄は短く、上向きに咲く。秋に2cmほどのリンゴ状の実が黄・赤色に熟する。
中国原産で、江戸時代に渡来した。写真は長崎市・中町の中町教会にあるナガサキリンゴ。花の写真は3月下旬。果実は11月。リンゴ状の小さな実がなっている。
写真の木は低木だが、教会内には小高木のナガサキリンゴの木が5本ほどある。盆栽などに利用されるが、花がきれいなのをハナカイドウと言う。