滝鼻(滝の鼻)の道標  山都町男成 ( 熊本県 )

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滝鼻(滝の鼻)の道標  山都町男成

サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。国道218号日暮崎バス停近くから男成集落へ向かう。集落手前から左の田の中の小橋を渡り、対面側の人家前まで行くと、この道標が道脇にある。

滝鼻(滝の鼻)の道標 たきばな
(上益城)山都町 <日向往還> 石道標 高1.1m,22㎝角 元禄12(1699) 町有形 歴史の道・日向往還 保存状態良好 「是より左なんかう高も里への道」「是より右□□まみ原町をとを里日向の国への道」

HP「百街道一歩の日向往還」4聖橋〜馬見原による記事は、次のとおり。

・その先、民家の前、街道右手に「日向往還道標 元禄道標」の表示と元禄の道標がある。「竜(滝?)の鼻の道標」と呼ばれている。元禄十二年(1699)熊本県最古の道標だという。最初見た三面は、さっぱり読めなかったが、裏に回ると、「是より〇〇まみ原町(を)とを里日向国への道」と読める。表は、歴史の道調査報告書によると、「是より左なんかう 高も里村への道」と書かれているそうだ。日向往還を歩く者にとっては、大変興味深く、うれしい。
・その先、再び坂道になり、山道を上って行く。
・やがて緩やかに下って、舗装道路に出た。
・ここを鋭角に右に折れる。
・すぐ先、道なりに左に曲がる右手角に「男成橋」という石造りの眼鏡橋がある。ごく小さなものだ。苦労して下に下りて見た。小さいながらも確かに石造りだ。