妙見貫(西里の岩清水)  小国町西里上明星 ( 熊本県 )

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

妙見貫(西里の岩清水)  小国町西里上明星

サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。国道387号から下った北里記念館下の橋脇や、国道戸井戸先の交差点に西里集落への案内標識があるので、これに従う。
廃校となった西里小学校の上流「明星橋」真下に「妙見貫」の吐出口はあったが、車道敷下の角型しか確認できない。「素掘だが、石合掌のように山型に削られている」呑口は、どこにあるのかわからなかった。
後ろの3枚は、学校跡下流の集落、倉本の石清水。

妙見貫 みょうけんぬき
(阿蘇)小国町 湧水 長150-180m程度,幅1m,高50㎝ 19世紀前半 町教委 吐口はC化 施主:北里又右衛門父子の尽力/素掘だが、呑口は石合掌のように山型に削られている/現役 2 C

熊本県環境立県推進課HP「水の国 くまもと」水の名所による説明は、次のとおり。

妙見さん(みょうけんさん)

妙見さんの湧水も、阿蘇くじゅう国立公園の湧蓋山麓系の水源であると言われている。年間平均水温が22度と温かく、冬には湯気が立ち上る。地域に上水道が整備される前までは、地域の生活を賄う大切な水源であった。
湧水量が豊富で、湧き出た水は段々に5つに仕切られた水槽に流れ出ている。

その他(利用状況、水景・景観情報等)
山中の緑に囲まれ、苔がおおった石造りの水槽に湧出する水は透き通っており、まさに隠れた名水である。今も地区の2世帯が利用している。
アクセス  車=道の駅ゆうステーションから、国道387号を西里集落へ向かい約15分。
所在地   阿蘇郡小国町西里上明里

(2015年9月22日 追 記)
町教委の資料によると、「素掘だが、呑口は石合掌のように山型に削られている」とあり、この確認のため妙見貫を2015年9月14日再訪した。現在、この水を使用するシイタケ栽培と漬物工房の明石宅の主とちょうど会うことができた。
自分は6代目で、この水は素掘トンネルではなく、上段の底にある2箇所の岩の割れ目からの湧水である。水温が高く湯気が立つ。先代が年代は不明だが、下部の岩面を掘って5つの水槽を造り、壁面は当時のまま。今は底面だけコンクリート張りした。上段の水槽から飲料水、もやし生育のため藁敷き大豆漬け、野菜洗い、おしめ洗いなどと使い分けている。
末端に農業用水路はなく、対岸に渡ったパイプは廃校となった小学校のプール用だった。鋼製の渡り橋は、近所の3軒ほどが拠出して架けたという話だった。当日の写真を最後に2枚追加する。

(2015年10月13日 追 記)
場所はここの湧水に間違いないと思われるが、以上の状況からサイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、名称を次のとおり変更し登載された。

西里の岩清水 にしざと
(阿蘇)小国町 上明里 湧水 江戸期 WEB(みさき道人) 現役 下部の岩面を削って5つの水槽が造られている 1 C