手永の馬繋石 大津町大津
サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。県道30号大津町役場東の大津交差点から北へ県道202号に入る。旧豊後街道へ出て右側の日吉神社鳥居の先に広い駐車場があり、ここに史跡説明板がある。穴の空いた馬繋石が5本並んで確認できる。
手永の馬繋石 てなが
(菊池)大津町 馬繋石(5基程度) 高30㎝,幅15㎝,厚10㎝ 江戸期? WEB(みさき道人) 原位置 石の上部に丸く穴を開け馬を繋ぎやすくしたもの/道に沿って並んでいる 1 B
現地説明板は、次のとおり。
御茶屋跡北側の馬繋石群
この左側に約15cm×10cmで高さ30cmの四角の石柱が並んで立っています。雑然に立て並べてあるようですが、どれも上部に径5cm程の穴が1つ貫かれています。実は、これは馬繋石と呼ばれる支柱で、江戸の頃には右側を通っていた旧豊後街道が大津宿駅の中心路として使われていた当時、通行に用いた馬の手綱を繋いで馬を休ませておく、いわば駐車場として使用された空間の名残です。…
平成21年10月1日 大津町教育委員会