目安町一里塚  久留米市安武町安武本 ( 福岡県 )

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目安町一里塚  久留米市安武町安武本

サイト「近世以前の土木・産業遺産」福岡県リストによるデータは、次のとおり。県道23号安武小学校前の約
600m北東に目安町交差点があり、一里塚はこの角にある。一里塚公園となっている。

目安町一里塚 めやす
久留米市 <柳川街道> 一里塚(1基) 元禄以前 市史跡 市教委 榎の巨木(高13m)が残る→オリジナル/明確な塚がない 3 A

HP「久留米市の文化財」による説明は、次のとおり。

85 目安町の一里塚

種 別:史跡天然記念物(昭和49年4月25日 市指定)
所在地:久留米市安武町安武本3104-1
アクセス:西鉄バス「目安町」下車徒歩1分

一里塚の起源については、明らかではありませんが、豊臣秀吉の頃に36町を1里として、1里ごとに塚を築いていたようです。その後江戸時代になり、国内統一とともに道路網の整備が進み、街道に約5間(9m)四方の小山状の一里塚が築かれました。一里塚は、塚上に1本または数本の木が植えられ、旅人にとっては旅程の目安として、また木陰が休憩の場として貴重なものでありました。
目安町の一里塚は、築造の時期は不明ですが、元禄年間(1688〜1704)の「久留米藩領図」には久留米と柳川を結ぶ往還に描かれていることから、それ以前にはあったと思われます。久留米札ノ辻(今の通町、市役所東交差点付近)からちょうど1里となります。古くは、この西側の榎の塚とともに、東側にも松が植えられた塚がありましたが、道路の拡幅により壊されたようです。
久留米市内には、その他に各所に一里塚がありましたが、現在は残っていません。