清水寺・三重塔・山門  みやま市瀬高町本吉 ( 福岡県 )

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清水寺・三重塔・山門  みやま市瀬高町本吉

ウィキペディアフリー百科事典による説明は、次のとおり。県道774号清水交差点から清水寺へ向かう。最初の広い駐車場がある清水寺本坊庭園のところから、さらに車道を登って行く。

清水寺

清水寺(きよみずでら)は福岡県みやま市瀬高町本吉にある天台宗の寺院。山号は本吉山(もとよしざん)。院号は普門院。本尊は千手観音。九州西国霊場第十六番。また、筑後三十三観音28番札所。

歴史[編集]
寺伝によれば、平安時代初期の806年(大同元年)、唐から帰国してまもない最澄(伝教大師)は、1羽の雉の導きで清水寺のある山に分け入り、合歓(ねむ)の霊木を見つけたという。最澄はこの合歓の立木を刻んで2体の千手観音の木像を作り、うち1体を京都の清水寺に安置。もう1体を安置する堂をこの地に創建したのが当寺の起源であるという。
柳川藩藩主田中忠政の治世中と推察されている資料「田中筑後守殿家人数並知行付帳」に『五拾四石弐斗 清水寺』とある。また、「延宝九酉年知行取無足扶持方共」(1681年)に『同(高)五拾四石弐斗 清水寺』とあり、藩内寺社では13位の位置付けで建仁寺の下、水田天神宮社領の上に記載されている。
1745年(延享2年)には当時の柳川藩藩主立花貞則が願主となって、山門(福岡県指定有形文化財)が建立され、1836年(天保7年)には三重塔(福岡県指定有形文化財)が落成した [1] [2] [3]。

伽藍[編集]
・三重塔本堂
開基最澄の作と伝承される千手観音菩薩の木像を本尊として安置する[2]。
・山門
立花貞則を願主として1745年(延享2年)に建立されたもので、釈迦如来、文殊菩薩、四天王を上層内部に安置している。福岡県指定有形文化財[3]。
・三重塔
総高約26.5メートル、本瓦葺の三重塔。大阪・四天王寺の五重塔を模して1836年(天保7年)に建立された。1984年(昭和59年)に修復されている。1955年(昭和30年)3月5日、福岡県有形文化財に指定された[2][3][4]。
・乳父観音
開基僧最澄の弟子円仁(慈覚大師)が848年(嘉祥元年)に祀ったのが始まりと伝えられる観音像。母乳の出に効験のある観音といわれ、古来より祈願成就の礼として絵馬や千羽鶴を奉納する習わしがある[2]。
・本坊庭園
本堂や三重塔のある境内から離れた位置にある室町時代に開かれた庭園で、絶景と評される紅葉をみどころとする。雪舟の作と伝えられている。1929年(昭和4年)4月2日に国の名勝に指定されている。拝観は有料[5][6][7]。